折り畳み傘の歴史を探る

−何気に使っている折りたたみ傘。その誕生秘話−
カウンセリングの概要の説明です。

折り畳み傘の歴史を探る
 最近、まさに秋の空で(女心は秋の空とはもう死語なのだろうか)朝とっても晴れていても、夕方になると雨がザンザン降っているということがしばしばあります。気温も然りですね。だから外へ出る時は折りたたみの傘を必ず持って出掛ける様心がけています。みなさんはいかがですか? 傘の話が出たので、ここでちょっと傘についての話題を。

 突然の雨に備えてカバンにそっと入れておくと便利な『折りたたみ傘』。最近では100円SHOPでも見かけたり、手の平サイズの小さなものも出回るなど、リーズナブルにインスタントに開発が行われている。

 しかしこの折りたたみ傘が世に普及し始めたのは結構最近の事で、1950年代半ばになってからなのです。いまではもう身近になった『折りたたみ傘』にはどんな進歩の歴史があったのでしょう。

 折りたたみ傘は昭和初期には既に製造されていて、戦後には流通も始まっていました。しかし当時のものは傘の骨がひ弱で故障しやすく、傘を開く操作も慣れるまで上手くいかないものであったようです。

 折りたたみ傘の持つ可能性にいち早く注目したのは傘メーカー、アイデアルの創業者村田啓一さんでした。彼は1回の動作で開閉できる折りたたみ傘が実現できれば、市場価値のある商品であると考えたようです。研究の要点は、押しバネを中棒に取り付けバネの力を傘骨に伝えて開閉させようとするものであった。しかし1つの押しバネでは3つの動作(開く、閉じる 折り畳む)時、寸歩の誤差が出ることでした。

 万策尽きた彼がふとテレビに目をやるとプロレスの中継が行われていました。そこで「筋肉のように傘の骨1本1本にも伸縮自在のスプリングを付ければ、寸法誤差が埋められるはずだ」と彼はひらめいたようです。確信をもった彼は傘骨の1本1本にスプリングを取り付け開き、閉じ、折りたたむ動作を試すと寸法誤差は解決し、1回の動作で開閉できたのです。こうして「アイデアル・スプリング式折りたたみ傘」が誕生したのです。 現在では、カーボンなどの合成樹脂を利用してさらなる軽量化を実現したものや、スプリング式をさらに進化させた折りたたみ傘が登場しています。【『便利の履歴書』より抜粋】

う〜ん、身の回りにあるもの。こんな歴史背景を知ると今までよりグッと愛着が持てるような気がしますね(^^)

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